冬場の作業が始まりました
例年であれば春まじかの雪どけ頃より多くなる外構お庭のご相談ですが、
今シーズンは異例の展開で昨年より途切れなくご相談、デザイン、お見積り、
打ち合わせと続いておりました。
ようやくパソコンと向き合う日々も一段落し、
いよいよ冬場の作業を開始しました。
深い雪におおわれたこの時期に土に触れ、植物の生育のためのデリケートな
作業は私にとってはとても贅沢で豊かな時間でもあります。

桜ヶ丘ガーデンは例年以上の積雪で、まだ1mを上回る雪におおわれています。
無加温のハウス内の日中の温度は15℃前後になり春のような温かさになりますが、
しかし・・・

凍結防止のために少量の水を出していますが、ご覧の通り、厳しい冷え込みの
朝にはこんな状況も・・・

冬の長いこの地方では時間的な制約もあり、冬場の作業は必須になります。
春になり苗が大きく育っ前に一回り大きなは鉢に移し替える鉢増し作業や
果樹などの剪定などもこの時期におこないます。
ハウス内の花苗は、成長に時間のかかるものや入手困難な植物たちも多くあります。
外構お庭のデザインが一軒一軒違うように、樹木や植物達も環境やコンセプトに
あわせて異なりますので、育てる品種も必然的に多くなってしまいます。
花苗は毎年のように新しい品種も出回り、ガーデンでの人気の植物も
年々少しずつ変わってゆく傾向にあります。
植物を取り入れたデザインにはその情報収集もとても大事です。
植物は工事のタイミングに合わせて、いつでもガーデンデビューできるように、
多くの手間と愛情をかけて大切に育てています。